*・。ALICE。・*



その時だった。





病室のドアが開き人が出てきた。








医者、看護師、そして――――綾奈。









先を争うような形で駆け寄った。








体中についている管が痛々しい。







でも生きてる。










そう思うと涙が溢れてきた。







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