DRAGON の赤い宝石
親父に呼び出された話は
それだけではなくて
12月24日の、クリスマスと、
忘年会を兼ねたパーティーの
話だった。


会社には外国人も沢山在籍しているし外国からの家族連れも招待するつもりらしい。

そのプロジェクトを、全部俺に
任せると・・・

勿論、引き受けた。
一花に使った金も6百万を越えて
いた。
名誉挽回のチャンスでもある。
考えたら羽奈には、
2千円しか使ってない。
悪いと思いつつも一花の浪費癖は
輪をかけて荒くなるが、何故か
一花の嬉しそうな顔を見ると
男気を感じてしまう。
それがやる気になるんだ、一花は、俺を元気にさせる。




今日、奏がお父さんとの出張が
終わり北海道から帰ってくる、早く会いたい羽奈は何故かウキウキ。


ご飯は食べて来るらしいから、
何も作ってない。
もう何ヶ月も一緒に食事はして
いない。


奏は商談が上手く行ったのか
上機嫌‼

「オッ、羽奈元気してたか?
コレお土産、美味そうな
ロールケーキ見つけたんだ
羽奈に食べさせたくて買って来た。」

「あ、ありがとう。
嬉しい。」
(🦀じゃないのか⤵残念‼)

私にロールケーキを渡すと
浴室へと奏は鼻歌を歌いながら
消えた。


♬♪♩♬♪♩♩
開いたままのビジネスバックから
音楽が聞こえた?。


  ・・・ ?
奏のス〇ホは、テーブルの上にあり

「誰の?」

と思ってバックを開いたら
もう一つ黒いスマホが出て来た。


ロックはかかって無かった。
社用と携帯にラベルがあったし、
大事な用事ならと思い開いた。


 ー花?   ・・・誰?
    
首を傾げながら覗くと、写真の

山だった。
キスしてる写真、裸で抱き合って
たり ◯メ撮りもあり
食べさせっこのカニもいた。


     な‥に、これって
     ((((・・・・・・・・・‼)))
羽奈はトイレにかけこんで
うう”うえ~っ、オェェェェェ;'.・ .
ウグッウグッオェェェェェ;'.・ .

一花と奏の重なった写真を見て
「∵ブッウエッ、こんなん
普通自撮りする?」

バックの海の旗に北海道のマークも
あった。
ビックリしながらもラインを見たら

「一花、五時だから遅れるなよ。」

 「大丈夫、ママにはバレ無いでよ。
面倒臭いから。」

「親父と、出張って言ってあるし
大丈夫、バレ無い‼。
羽奈は鈍いし出張って言えば
大丈夫だよ。
一花、早く会いたい。」


「わかった、私も
奏に会いたい。
カニ楽しみ~wいっぱい
食べようね♥。」

帰ってきてからのラインには
「ママに、二千円のケーキあげた?」

「あげた、あげた メチャクチャ
喜んだ。安いもんだよ。」

「もう奏ってば、せめて3千円のにしたらって言ったのに‼」

「大丈夫、ママはケチ臭いから。
 あ!!…ママが来たからまたな!! 」    

この文章から、ママって私だ。
 奏は私のことママって呼んでるの?
さっき旅行に誘ってくれたのに

  凄いショック‥
  

ヤッパリ浮気していたんだ。

「奏、酷いよ!」
ポタポタポタと悔し涙が止まらない。

まさか?とは思っていたけど
こんなに奏にバカにされて
いたなんて・・・

どんな顔をしてココに居れば
いいのよ━━━━━━━━苦しい!
奏の顔をまともに見れる精神状態
じゃ無い‼

メラメラと起きてくる嫉妬
抑えれない!

新しく送られた写真を消去して、

ビジネスバッグに携帯をなげいれた。
ゴン‼と言う鈍い音を立てて
壁に当たりビジネスバッグに
収まった。


用事が出来た、旅行はキャンセル
と書き置きを残してマンションを
でた。

浮気を知ったことを知られるのが嫌‼

別れたくない?  

   ・・・違う。

一緒にいた時間が長すぎただけ。
思い出が多すぎる。
奏には何でもない事でも私には辛すぎる。

泣いては吐き、泣いては吐き
マンションから格安アパートまで、
一時間かけて歩いた。

寒気と、吐き気とが交合に
襲ってきた。

吐きすぎて胃も抑え込む様な
痛みがある、口は喉を棒で
こさいだような、痛みにも似た
違和感‼

奏の帰りを心待ちにしていたのに
こんな仕打ちって・・・


それから奏のマンションには
帰りたくなくなった。

3日したらやっと気分も落ち着いた。

鏡に写る顔は青ざめて亡霊のよう
ヒッ
クマが出来て髪ボサボサ‼
パジャマ姿に直立な姿勢、眠れず
目は爛々‼ `✧ω✧´
今奏が扉を開けたら🔪🔪🔪
コロしてしまいそうだ。

まだ私、落ち着いてはいないらしい。

あんなほのぼのとした日々が
嘘みたいに消えてしまった。

奏は、一日も私の心配はしてくれ
なかった。
電話も無いしアパートに尋ねて
来る事も無かった。

もう心配する価値すら
無くなってしまったんだろう。


大学には仲のいい女友達もいたから休みがちな羽奈を心配して
格安アパートまで見舞いに
来てくれた。

ドアを開けたら両手いっぱいの
レジ袋を下げた友人がいた。

「こんな時は
腹いっぱい食べなきゃ!」
ニッコリ笑う二人が有難かった。
放っておいたら👹のように豹変
して、奏と一花をコロしに
行ったかも知れない。

涙はあの日の帰り道流しきって
どうしたらこの苦しみから
逃れられるか模索して
行き着いた答えは・・
ᶠᶸᶜᵏᵧₒᵤ kill kill killのランダム

「羽奈、ココ大丈夫なの?
壁なんてベニア板1枚じゃん。
さむくないの?」

「うん、ほら」
キッチンペーパーで隙間
埋めてるし隙間なんか
無いし、寒くないよ。」

二人はオンボロアパートが珍しい
のかキョロキョロ

「ふ~ん
でも綺麗にしてるじゃん。
この葉っぱなに?(笑)
温室みたいじゃん。」

「豆苗だょ、コッチは、パセリ」
二人は楽しそうにコップの中の
野菜を見て愛くるしく笑う。

この二人には
歌音と実帆のように何でも話せた。
咲良(さくら)と莉子

咲良はワンレンヘアーのお姉さん系
で莉子はサバサバした世話やき
二人ともスタイルは良いし
美人だけど
オバサンみたいな暖かい性格。
莉子はミデアムヘアーがよく似合っている、何日も悩んで腰までの
髪を切った。
失恋とかじゃなくて髪を洗うのが
大変だかららしい。



羽奈の彼氏が奏と言うことも
二人は知っている。


2人に昨日の事を話しても、
さほど驚かなかった。
彼女達はうすうす、噂で知っていたらしい。

2人が学食で、カレーを食べていると

経済学の女の子が
ゾロゾロ入って来たそうな。

テーブルを一つ開けてドカンと
彼女達6人で話し込んでて

「ねえねえ、さっき幸寿朗と合った。
 奏もいたよ。

 彼女の話してて彼女と
北海道行ったって。」
 
「マジすか!!
やっぱり彼女もちかぁ(⊙⊙)!!」

「どっちが?」

   「奏。・`ω・´)フムフム」

「 でもっ、彼女年上だって
4オも!」
 ひえぇーー( ´°Д° )マジ

咲良と莉子は耳を立てて、じわじわと
彼女達に近づいて話を聞いたと言う。
                 
「へぇ~たまんないわね。
なんでも知ってる、大人じゃん。」

   「キャーエッチ」
    (//∇//)

「でね!カニの御礼言ってたよ。」

♪「カニより奏がい~い‼」

「わたし~拓海クン」

「あらァ~幸寿郎がサイコー」


「ア~ンでも‼ショック。」


   「何で?」
    

「わ・た・し・狙ってたからだよ。」

     「へっ、あんたが?」

「ムリムリWCの鏡みてこいよ。」

クスツ「知らないみたいだから、
教えてあげる。
ハッキリ言ってアンタはね、
ブスなの。」
          「は!」
「は!って、ブス。」

「ブスがブスって言うな、
あんたの方が、               ドブス」

「あんた!言ったわね ºДºキーッ」

「ゴメ~ンハッキリ言い過ぎた“
ぶ“す“に。!!」
        ボカツ
「止めなさいよ。
2人共、見苦しいくらい
ブス何だから。」

「は?アンタが言う?
フラレてばかりのく . せ .に‼」

「あんたに、勝つブスいねーワ。
あんたなんか
ど.ら.む.か.ンじゃ﹏ン」

ぶすさん達はゲホゲホゲホ、と咳き
欠点ばかり、罵りあい、掴み合い
けなし合い、ずーっとドタバタ
叫びあったそうな。

📣「先輩に、凄ーくカッコイイ
3人がいるよ!」
その一言で喧嘩は収まった。
ホント仲がいい。


莉子の話方がまんま、リアルで、
悲しいはずなのに面白く、
泣き笑いしてしまった。

「あんな男、捨てなさいよ!
クズよクズ‼」

「そうよ、羽奈を蔑ろに
するなんて許せ無い‼
バチがど━━━━ンと当たれば
いいのよ‼」

「あんな男の為に
体を壊すなんてバカバカしい‼」
二人は怒り心頭😡😡💢

昔からどん底まで落ちこんだら
羽奈は強くなり回復するので
もう、大丈夫と思った。
何時までもこのままでは
居られない。
だって笑えたから‼

奏とは終わりだ👎
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