DRAGON の赤い宝石
龍祐の見合い相手は着物姿で現れた。

某日本を代表する大手飲食系
チエーンの娘だった。

お上品で、おしとやかで綺麗
龍祐にはお似合いの、すてきな女性だった。

今日の龍祐は、スーツを着こなして
気合いが入ってるのか、凄くかっこいい。
惚れそうなくらい。

龍祐、わたしを元気づけて、
可愛い可愛いと甘やかしてくれありがとう。

龍祐の、お見合いが上手く
いきますように

私が担当になった以上絶対、
結婚できるよう張り切って頑張る。
羽奈は、メチャクチャやる気満々

ぶっきらぼうな龍祐は相変わらず不機嫌な風に見えた。

龍祐がトイレに立つた時、
龍祐を捕まえて説教した。

「龍祐、 少し笑えないの?
綺麗な人なのに?何が不満なの?
彼女ビビってるわよ。
じーっと見惚れるのは分かるけど
睨んでる様にしか見えないよ💢💢
ニコッぐらいしなさいよ‼」

「なにが不満?わからない?
俺は昔からこんなだよ。
目付き悪いのは生まれ付き‼

羽奈が一番知ってるだろ。
飲み比べした仲だしなアハハハハ
あの時は負けてやったけどな(笑)

あっそうだ、羽奈今日飯行くぞ
 いいな。
付き合えよ。」

「えっ!! まずくない? 
見合いの後でしょう。無理。
ぜ━━━━ったい行かない。」

ニコニコしていた龍祐は、キラッと、目を光らせた。
「俺!明日カナダに帰るんだよ。久しぶりに合った友達に、食事も付き合 えないほど、冷たい女に なってたのか?
なんて言う女だ‼」

「か、帰るって 日本にいないの?」

「うん、居ない。
しばらく、海外‼」


羽奈は・・・考えていたけど

「わかった。仕事終わるまで待っ
ててね。」


龍祐は羽奈を抱きしめ頬にキスをして٩(๑`^´๑)۶プンスカ怒る羽奈に

「なんだよ、海外では挨拶挨拶‼」

龍祐は、🎵機嫌よく見合いの席に
帰って行った。



その後は終始にこやかに進んだ?
がお嬢様は、かなりビビった様子。

時々龍祐が見とれてるのか?
じ━━━っと彼女を(▽ω▽)ギラッ
と、見てる時がある。

∑(✘Д✘๑ )アララララコリャアカン
羽奈は、頭を押さえ
駄目だコリャ確実に睨んでるワ

見合いに来て、
な━━━━にしとるン‼
何しに来たン‼
呆れザマに羽奈は、項垂れた。


羽奈はいっも先輩に誘われて
合コン呼び出しをうけていた。
それ用に一枚ワンピを更衣室に置いている。

断れないので人数合わせの時だけ
付き合うようにしていた。



ホテルのロビーで羽奈を待ち
珈琲を飲んでいると
羽奈は、胸が少しあいた、可愛らしい
ワンピと 柔らかそうなカーデイガン
にハイヒールで現れた。


ワンレンヘアーに軽いカールが
色っぽい。
つい鼻が伸びるのが止められない。


羽奈は龍祐を見っけると昔と変わらない愛らしい笑顔を向けた。

龍祐は、ポッ(///ω///)💕


外国人がたむろしていたし
彼女を見てるし、龍祐はイライラ

But my wife (俺の妻だ。)
と叫んだ。

羽奈は顔を赤くして

「誰もそんな事、聞いてないじゃん。
ここで嘘、叫ぶ?ハズかしい。」

龍祐の雄叫びに皆んな注━━━━目‼
羽奈は、慌ててフロントの
先輩達を見た。

スタッフは、外国人も多数
ジロジロ ジロジロ‼

未だ日本語もマスターしていない人もいる。
みんな目を丸くしていたので
ちが、ちが、違いますー
嘘、嘘でえ━━━━す。
咄嗟に羽奈は弁解した。

No really he’s just a really good
o ld friend of mine
(本当に彼は私の、本当にいい古い友達なの)

と弁解した。
龍祐は what the hell
Re shy?
なに言ってんの? てれてる?


羽奈は、龍祐に無理やり肩を
抱かれ押せ押せ的に外に出た。
オットット トト


「ん~もう、龍祐お嫁に
いけないじゃん。」

「俺が貰ってやるよ。
ってか、どこの国に嫁る
     つもりだよ。」


「ん~もう、龍祐(▽ω▽)ギラッ
冗談は止めてよ。
今日お見合いしたばかり
でしょうが。」

「ああ、速攻で断った。
ってかサ、ビビリやがってサ
根性ないでやんの、あれじゃ
大龍龍祐の嫁は、つとまんないぜ
アハハハハアハハハハꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)アハハ」


「(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…
た、確かに龍祐の嫁様は、
忍耐と、体力が必要だね‼
私も無理かな!」


「そうか?
羽奈なら大歓迎‼
ってかお前しかいなくない?」

「ん~もう
龍祐は、からかうのが得意だね。
何人に同じ事言ってんの?」


「アハハハハ羽奈背が伸びたな、«クスクス»
俺の肩まであるしな。«クスクス»」


「イヤミなとこは
 前のままね。ハイヒールが
 気にいらないの?」


龍祐は、羽奈を見つめて


 「いや、よく似合ってる。
羽奈、凄く綺麗になったな
 俺カナダに帰るのやめるわ
  羽奈を手に入れる
  まで日本にいる。」


「またまたまた~冗談は
よしこさん。」


「そのギャグ古~」

「あっそう‼
ギャグのロングセラーだよ。」

「あーはいはい‼
ど━━━━━━でもいいワ‼
それより行くぞ
リプトンホテルに予約してある。
羽奈はカニが好きなんだろう。」

「えっ、うわあぁぁ蟹?ゴクッ」

    「そう。蟹」
龍祐は、ニヤリと笑い羽奈を見る。

「お、お腹すいてきた━━━━━‼」
羽奈は手を上げてタクシーを止めた。
「蟹、かに カニ♩♬♪♩」
嬉しそうな顔は隠せない。

 「クスクス、羽奈は蟹で釣    
  れるんだな。」

プリンセスホテルと並ぶリプトンホテルは大龍家御用達のようで、スタッフは龍祐の事を良く知ってるようだった。


10月だからか、レストランにはイチョウの葉が飾られていて秋満載。

蟹も凄く美味しくて龍祐は北海道に連れて行く事を約束してくれた。
奏と、行く約束をして叶わなかった北海道、北の大地に足を踏み入れたい。


その日、冗談と思っていたら
本当に海外に電話しまくり
仕事は日本でするからと色々仕事を振り分けていた。

「マジなの?あり得なくない?
社長じゃん‼マジ引くわ。」


「大丈夫。俺の右腕は揃えてある。
また変なのが出てきて羽奈を
持って行かれたら、
たまらないからな。!!
羽奈断れないだろう~
奏の時みたいに、な‼ 
羽奈を手に入れるまで日本に
残る。」 
    ‘   
    「( ꒪Д꒪)…ウッ」

龍祐は羽奈を見て( ̄▽ ̄)ニヤリッと、
微笑んだ。
何も言えず絶句する羽奈を見るのは
楽しいもんだ。


ってか、リプトンホテルが御用達
なら、何でプリンセスに来たのよ。
こっちにしたらよかったのに?」



「プリンセスに、凄く綺麗な女が要るって聞 いて、会いに来た。まさか羽奈に会えるとはね。病院に勤めると思ってたから医者に
取られ ないかヒヤヒヤしてたん
だよ。」


「な!訳ないじゃん。で美人には
 会えたの?みんな綺麗な人ばかり
だもんね 。」

  「まあ‥な!」

蟹三昧の食事を済ませて
龍祐は、自分のマンションに
羽奈を連れて来た。


出ました。出ました。
タワーマンション。
いらっしゃいました!
コンシェルジュ。

またまた、エレベーター上昇中
さ、三十回まで、まで、なら大丈夫。

目を瞑って、祈ってると三十階で
止まった。たった一時間お邪魔するだけ、だけだから平気💦多分(笑)。

  龍祐は
「引っ越そうか?
羽奈の好きな階に、何階がいい?
下の階空いてたかなぁ?」

「えっ、必要なくない?
 一時間だけ、お茶頂くだけなんだか ら?」
不思議そうに呟く羽奈を見て
龍祐も不思議な顔をする。


 「は?何言ってんの?」


「ん?  何言ってんの?
ってどうゆうこと?
まさかまさか?」

     「だったら?」


フウ~ッヤッパリ?
「あのね龍祐間違ってたらごめん私も、ココに住むの?」

「嫌か?」

「あのね今は、前のトコじゃ無いセキュリティも万全なマンションだし、心配してくれなくても大丈夫‼
家賃も半分負担してくれるし
歩いて直ぐだし住みやすいの‼

 第一、昨日会ったばかり
じゃない。
普通一緒に住まないし、アホか‼」


「マンション?
今住んでるとこ?って
今頃あるかなぁ?
沢山ホテルのスタッフ住んでるよね。
仲間に迷惑かけたいの?

羽奈がどーしてもあのマンションが
いいなら買い取っちゃおうかなぁ!!
で、建て直すか?」



羽奈は息を止めて、目をまん丸に
して思った。

そんな事したら皆んな出なきゃだし
・・・オイオイオィィ💦

「本気で言ってる?」

「of course ‼」


ああそうだった。
忘れていたこの男は欲しいものには全力をかける野郎だったと。
選択させておきながら
選択出来ない様にしかしない
卑怯な男‼
グイグイ来る俺様気質‼



そして、羽奈が安心して、
眠れる胸を持つ男だった。


もう一度だけ、信じてみようか。
甘い考えが脳裏を走る。

正直凄く寂しい曰には、あの日の龍祐の胸を恋しく思ったりする。
ぶっきらぼうで、たまに冷たい態度を取る龍祐は、言葉巧みに近づく
男達より魅力的で、男らしく、
この鋭い眼差しに捕まってしまったのは困ったもんだ‼

自分に正直になるのもいいかもしれない。

「分かった、負けです。」

龍祐は、(///ω///)
「俺に勝つなんて100年早い(笑)」
と、言いなが憎まれ口を叩くが
何だか嬉しそう、勝ったからか‼。

それから龍祐の部屋に引っ越し龍祐との暮らしが始まった。

龍祐とは良く食事に行った。

話しも楽しいし、仕事の愚痴も聞いてくれ、それに何よりも、夜は暖かい胸に包まれて眠れる。

暖かく逞しい胸は羽奈に安心感と、安らぎと幸せを感じさせてくれた。
羽奈は生き生きと水を得た魚のように龍祐の愛情の中を泳ぎ回っていた。

タワーマンションの
高さの暮らしにも
なれた頃龍祐が話してるのが
聞こえた。

背の高い彼は、リビングで
中国語を話していた。
幸福の木を眺めながら黒い瞳がくるくる動いては溜息を
つきながら・・・

「中国語は、分からない‼」

羽奈は、つまらなそうに呟いた。
     

「 ✤♬➽☆➷↘」
何も聞き取れない。

「 ♩✤♬☆➷๑@$:♪  」
全く分かんない‼ 
你好ぐらいか?謝謝なら分かる?        
皆んな知ってる挨拶ぐらい?


「龍祐、トラブル?」

「ああ、うん、帰って来いだってさ。」

「え?中国?それともカナダに?」

「全国にチェーン店があるからカナダだけじゃないけど、本腰を入れろってことだよな。
仕方ない帰らなきゃな。」

「だ‥ね。いつ?日本を立つの?」

 「明後日かな…。」

「そっ‥そっかぁ・・・き、急だね。」

  「うん。」
羽奈は完全にしょげていた。

.。oO行っても一週間なんだけどなぁ・・・。
せっかくだからもう少し
しょげてもらうか。
だって 俺の事 好きって事だろ。
楽しくなった。

「羽奈、羽奈。」

    「・・・なに?」

「いっまで米洗ってんの?」

  
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