DRAGON の赤い宝石
相場の家、羽奈の実家では鯛より
出世魚のブリを祝事に使う。
だからせっかく、一匹丸々買ってきたのに、こんな事になるなんて
(´Д` )なんてこったい。
羽奈が料理を並べ終わる頃、
龍祐は帰ってきた。
「おっ‼ ブりかぁ! うっまそ。」
何かいい事あったのか、龍祐は、ご機嫌でやって来た。
スーツを脱ぎながらフフンフフン
鼻歌歌いながら風呂、に向かった。羽奈は、そんな龍祐に後ろから抱きついて聞いた。
「龍祐は 誰が好き?」
すると
「普通わかるだろ。
いちいちめんどくさい。
今日は、疲れてるの‼
勘弁してよ羽奈。」
「チツ」
羽奈の舌打ちなんか何の
意味もないとばかり
フフンフフン。
風呂から上がるとビールを
ゴクゴクと煽り、ぶりの刺し身に、
パクつく龍祐に聞いてみる。
「明日はどこで仕事?」
「何で?」パクパク
サッカーのテレビ放送を見ながら龍祐は羽奈をチラ見した。
「いいじゃん。で、ドコ?」
羽奈もブリに手を伸ばしながら聞いた。
「普通に会社。」
「会社だよね!!
ふ〜ん。ねえねえ、龍祐 ダ ッコして。」
「ハア今?!」
「いいじゃんいいじゃん
スキンシップダヨねっ、ねっ‼❤」
「子どもかよ。
無理無理無理、
勘弁してくれよ。
疲れてるし、寝るときな!! 」
明日撮影って教えてくれないんだ。
龍祐の口から和花の話は出ない。
疲れてるのかサッサと寝てしまった。
食器を片付けながら
最近少し冷たくなった
龍祐の気持ちが離れて行くのを肌で感じる。
マタニティブルーなんだろうか?
ダッコは私の為じゃないんですよ。
子供に少しでも龍祐を感じてもらいたい。
龍祐の父親は、結婚するのは
大大反対らしいし
龍祐は大龍家の跡取りだし!
仕方ないのかなぁ
会社デカいし龍祐は、会社を継ぐ跡取りな訳だし、愛人にはぜ━━━っ対ヤダネ‼
今日の龍祐の父親の話だと
もう、別れろと言わんばかり。
身分違いなんて明治、昭和と
思ってた。
考えたら・・・そうだよね。
あんな大きな会社の跡取りだもん。
親が心配する娘より
父親同士が親友の方が仕事も家庭も上手くいくよね。
嫁、姑、舅と仲が悪いなら
苦労の始まり。
そのまま結婚しても、正直苦労しそう。
嫁VS舅ってか‼
間に入る龍祐も苦労するし
嫁の私も苦労する。
嫁舅なんて珍しく無い‼話だけど
毎日いがみ合うのもヤだなぁ
最終的には
「お前を貰うはずじゃなかった、龍祐には和花と言う許嫁がいたのにお前が妊娠したばかりに龍祐も嫌々ながら仕方なく嫁にしたんだ‼」
な~んて言うに決まってる。
ヤッパ妊娠は、話さないで置こう。
密かにDNA貰って自立‼自立‼
龍祐も無理やり結婚するのは
嫌だろう。
私が親だよ。
母親だけだけどゴメンね。
まだペッタンコのお腹を撫でながら
「シングルマザーでも頑張って育てるぞ!」
羽奈は強く決心した。
勿論私も、お情けで結婚してもらうって絶対幸せじゃないよ。知らないでいい事は
龍祐も知らないがいい。
最近帰りの遅い日も増えて
朝帰りもしばしば
気にしないようにしていたけどヤッパリ、疑いの芽は消えない。
それに一緒に住んでいるけど
まだ同棲してるだけ
彼の父親は、それも気に要らない様だし!
その日から食費は、折半
もう、1人じゃないんですよ。
甘えてたら子供は育た無い‼
気合いダーツ‼ 気合いダーツ‼
しっかりする。お母ちゃんになるんだもん。
龍祐に嫌がられながらも背中に抱きついて寝た。嫌がられようが、嫌われようが
もう、どうでもいいの。
子供に龍祐を感じて欲しいだけ。
龍祐がまんしろ‼
5分だけでいいから
羽奈は、ペッタ~ベタベタ
《《ん﹏疲れてるって言ってんだろ
いい加減にしろ‼💢💢》》
ドスの効いた声に少しビビりながら
パパパと離れる。\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ )/ヒエ~
毛布を被ってビビっていると
「ゴメン羽奈、疲れてて・・・💦」
「いーの‼私こそゴメン。」
もう龍祐には近付かないと決心
龍祐も嫌なんだろうなぁ
龍祐の心臓の音目的なのに
ガツンと叱られてしまった。
次の日も普通に出勒する龍祐を見送った。
いってきます、のキスも無く
バツ悪そうに出て行った。
羽奈も上司に今月で辞める事を伝え
出産に向けて準備を始めた。
預金も二、三年は暮らせる。
今まで貯めたお金がある。
住む場所も食費も、光熱費も
全部龍祐が負担してくれていた。
だから羽奈の給料は丸々
預金出来ていた。
この町を出て隣の県に移る
出ていく日にちは、彼のご両親話し会う。
そのためにも今日は行かなくては。
初めて向かった大龍本社は凄く立派なデカい会社だった。
金目当てと思われても仕方ない。
受付にいくと、秘書の方が居て、
「羽奈様ですか?」
名前を言われ案内してくれた。
カメラもたくさん回っていて、
まさに社内スタジオだった。
大龍の出す新店のスウィーツの店。
彼氏が彼女と戯れたあとケーキで御茶をするとゆうシナリオだった。
龍祐は顔は写さないみたいで
じゃれてる感じは自然だった。
『なるほどね。』
和花の頭を抱いたりキスしょうと
ギリギリで止めたり、
スウィーツを二人で食べたり
ちょっとチョコレートを舐める唇は艶めかしい。
CMだけど龍祐の魅力がフルに出ていた。
『龍祐のお父さんの言う通り
かもしれない。
2人は愛し合う仲なのかな
確かに仲がよすぎる。』
カメラが止まり終わったようだ、
なのに二人はまだじゃれていた。
和花にカーデイガンを、はおわせると肩を抱きながら大きな声で龍祐が言った。
「大井之屋で打ち上げしましょう。
6時集合。」
パチパチと歓声が上がり二人はエレベーターで消えて行った。
「羽奈さん、」
後ろから声がした。
「見たでしょう。
昔から仲が良すぎるんですよ。
貴方みたいに昨日今日の仲じゃ
ありませんよ。」
「・・・そうみたいですね
龍祐のお父様
嫌味はいいです。
見て分かりました。」
・・・お父様の言われたとおり‥します。」
龍祐の父親は、苦笑いを浮かべ
「話をつけましょう。」
そうゆうと会議室に、案内
された。椅子に座ると
秘書の方が、分厚い封筒を出して来た。
ビックリして
「なんでしょうか?」
彼の父親は、微笑みながら
「失礼かと思いましたが
あなたの欲しいモノです。」
封筒を開けて羽奈はビックリした。
五百万?il||li (OдO`) il||li
「何で? いりません。」
「足りませんか?、では
もう五百万用意します。
手切れ金です。」
秘書さんは席を立とうとした、慌てて
「お金はいりません。
ですが、ただクリスマスまで
待って下さい。」
それから蘢祐さんをクリスマスの日そのまま出張させて
・・・下さい
そうしてもらえ・・・たら
そうしてもらえたら‥
その時出て行きます‥から。」
「あんなに仲が良くて、お父様の仰ることも納得しました。
もし・・・彼が、私を捜す‥いえ
あんなに可愛らしい彼女がいるなら不要と思いますが・・・彼にこのお金を使ってください。
彼の為に使って下さい。
私には必要ありません。
どこの誰とも分からない女が出て来たら親として心配されて当然です。
ご心配かけて申し訳ありません。」
彼の父親は納得出来ず目を瞑って
何か考えていた。
そして深いため息を吐くと目を開き
羽奈を脅す口調で言った。
「受け取って下さい。そうしないと安心出来ない。」
「安心して下さい。
約束は約束です。
あなたが信用するか
しないかは関係ない。
けどっ、いらないモノはい
りません。
アンタの金なんか💢💢
いらないってんの‼
バカにすんな‼
あなたが私を必要としないのと同じなのでは‥
どこの馬の骨か分からない女です
ですが、龍祐を育てた親を
困らせる程落ちた女と思われ
たくはありません。」
( ˘•ω•˘ )う~む‼
「そうですか、それは悪かった、しかし、龍祐の前に現れ無い保証は無いだろう。」
「では、私に五百万の代わりに、お父様のその胸を飾ってるハンカチをください。
自分への戒めの為に‥。」
「これを・・・?」
不振な顔をしながらもハンカチを
差し出した
「金は本当に要らないのか。」
彼の父親は二度聞いてきた。
羽奈は深く頷くと、
「御縁が‥なかっただけです。龍祐さんとも、あなたとも
それにアンタとは気が合わないし
もし彼に会いたくなったら
このハンカチを見て今日の事を思い出して強くなります。
アンタの💰、金💰、金💰
は、お腹いっぱい‼
別にお金が欲しくて彼と居た訳ではありません。
ただ、大事な人と思ったから…でも、お父様が仰る通りあの2人を引き 離すのは酷だと思いました。
彼には幸せになって欲しいです。」
「 さっき話した事
宜しく御願いします。」
羽奈はハンカチのお礼を言って
会社を出た。
羽奈の少し前を歩く仲の良い
カップルは朝着ていたスーツ
では無く
グレーのパンツとワインカラーのセーターにダウンジャケットを着て、
彼女も色を合わせたようなグレーのパンツとモアモアな可愛らしいブラウン系のコートを着て腕を組み前を歩いていた。
羽奈はクルリと背を向け
反対に歩き出した。
これぐらいで泣いてたまるか!! ぐっと拳を握りしめる
これが私達の距離だ!
近いのに、遠い。背中合わせの距離!
50㍍ぐらい歩いた頃
携帯が震えた。
「もしもし羽奈一ヾ´∀`」
「はい‥龍祐何?」
「今日!飯いらないから。
少し遅くなるか も。」
上機嫌な龍祐の声に涙が急に、飛び出てきて止まらなくなった。
気ずかれたらいけないと思って羽奈のチュウリップ柄の
ハンカチで、口を塞いだ
「羽奈?どうした?」
「‥ は? 」
「どうした?」
「何が?」
「大丈夫か?」
「はぁ大丈夫に決まってるし」
「今どこ?」
「家だよっ今日も遅いん?。」
強気な羽奈
こんな羽奈は、何かを我慢してるはずだ。
ズビッ、ズビッ、ズビッと鼻を啜る音がする
しかも遮断機の音も聞こえる。家じゃなぃ。
しかも泣いてるみたいに聞こえる。
「なんかあったのか?」
「アハッ、は?なにが?
なんも無いけど 」
「本当か、泣いてんじゃないか?」
「違うよ。
優しくするとこ見ると浮気か?‼
さては、可愛い子とご飯とか?」
「え!、スタッフ皆いるぞ!!」!?
「知ってるってば、」
うでくんで、歩いてたじゃん。
≪≪嘘つくな!! もういいのっ!!≫≫
と、羽奈は、叫びたかった。
しかし叫んで何になる龍祐の
心変わりは見ての通り
見苦しいヤキモチを笑われるだけだ。
龍祐、昨日はあんなにイジワルだった
のに急に優しくすンな‼。
そんな事しないでイジワルでいてよ
そしたら嫌いになれるかも
貴方のこと
嫌いになるのが一番楽になるのに‼
龍祐も私も回りも幸せになれば文句なし!
お互いそれぞれ会うこともなく・・別れてやるよ。
今日も羽奈は、ダブルベッド一人で眠りについた。
一人で寝るのは慣れないと
龍祐の暖かさは今は邪魔なだけだ。
出世魚のブリを祝事に使う。
だからせっかく、一匹丸々買ってきたのに、こんな事になるなんて
(´Д` )なんてこったい。
羽奈が料理を並べ終わる頃、
龍祐は帰ってきた。
「おっ‼ ブりかぁ! うっまそ。」
何かいい事あったのか、龍祐は、ご機嫌でやって来た。
スーツを脱ぎながらフフンフフン
鼻歌歌いながら風呂、に向かった。羽奈は、そんな龍祐に後ろから抱きついて聞いた。
「龍祐は 誰が好き?」
すると
「普通わかるだろ。
いちいちめんどくさい。
今日は、疲れてるの‼
勘弁してよ羽奈。」
「チツ」
羽奈の舌打ちなんか何の
意味もないとばかり
フフンフフン。
風呂から上がるとビールを
ゴクゴクと煽り、ぶりの刺し身に、
パクつく龍祐に聞いてみる。
「明日はどこで仕事?」
「何で?」パクパク
サッカーのテレビ放送を見ながら龍祐は羽奈をチラ見した。
「いいじゃん。で、ドコ?」
羽奈もブリに手を伸ばしながら聞いた。
「普通に会社。」
「会社だよね!!
ふ〜ん。ねえねえ、龍祐 ダ ッコして。」
「ハア今?!」
「いいじゃんいいじゃん
スキンシップダヨねっ、ねっ‼❤」
「子どもかよ。
無理無理無理、
勘弁してくれよ。
疲れてるし、寝るときな!! 」
明日撮影って教えてくれないんだ。
龍祐の口から和花の話は出ない。
疲れてるのかサッサと寝てしまった。
食器を片付けながら
最近少し冷たくなった
龍祐の気持ちが離れて行くのを肌で感じる。
マタニティブルーなんだろうか?
ダッコは私の為じゃないんですよ。
子供に少しでも龍祐を感じてもらいたい。
龍祐の父親は、結婚するのは
大大反対らしいし
龍祐は大龍家の跡取りだし!
仕方ないのかなぁ
会社デカいし龍祐は、会社を継ぐ跡取りな訳だし、愛人にはぜ━━━っ対ヤダネ‼
今日の龍祐の父親の話だと
もう、別れろと言わんばかり。
身分違いなんて明治、昭和と
思ってた。
考えたら・・・そうだよね。
あんな大きな会社の跡取りだもん。
親が心配する娘より
父親同士が親友の方が仕事も家庭も上手くいくよね。
嫁、姑、舅と仲が悪いなら
苦労の始まり。
そのまま結婚しても、正直苦労しそう。
嫁VS舅ってか‼
間に入る龍祐も苦労するし
嫁の私も苦労する。
嫁舅なんて珍しく無い‼話だけど
毎日いがみ合うのもヤだなぁ
最終的には
「お前を貰うはずじゃなかった、龍祐には和花と言う許嫁がいたのにお前が妊娠したばかりに龍祐も嫌々ながら仕方なく嫁にしたんだ‼」
な~んて言うに決まってる。
ヤッパ妊娠は、話さないで置こう。
密かにDNA貰って自立‼自立‼
龍祐も無理やり結婚するのは
嫌だろう。
私が親だよ。
母親だけだけどゴメンね。
まだペッタンコのお腹を撫でながら
「シングルマザーでも頑張って育てるぞ!」
羽奈は強く決心した。
勿論私も、お情けで結婚してもらうって絶対幸せじゃないよ。知らないでいい事は
龍祐も知らないがいい。
最近帰りの遅い日も増えて
朝帰りもしばしば
気にしないようにしていたけどヤッパリ、疑いの芽は消えない。
それに一緒に住んでいるけど
まだ同棲してるだけ
彼の父親は、それも気に要らない様だし!
その日から食費は、折半
もう、1人じゃないんですよ。
甘えてたら子供は育た無い‼
気合いダーツ‼ 気合いダーツ‼
しっかりする。お母ちゃんになるんだもん。
龍祐に嫌がられながらも背中に抱きついて寝た。嫌がられようが、嫌われようが
もう、どうでもいいの。
子供に龍祐を感じて欲しいだけ。
龍祐がまんしろ‼
5分だけでいいから
羽奈は、ペッタ~ベタベタ
《《ん﹏疲れてるって言ってんだろ
いい加減にしろ‼💢💢》》
ドスの効いた声に少しビビりながら
パパパと離れる。\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ )/ヒエ~
毛布を被ってビビっていると
「ゴメン羽奈、疲れてて・・・💦」
「いーの‼私こそゴメン。」
もう龍祐には近付かないと決心
龍祐も嫌なんだろうなぁ
龍祐の心臓の音目的なのに
ガツンと叱られてしまった。
次の日も普通に出勒する龍祐を見送った。
いってきます、のキスも無く
バツ悪そうに出て行った。
羽奈も上司に今月で辞める事を伝え
出産に向けて準備を始めた。
預金も二、三年は暮らせる。
今まで貯めたお金がある。
住む場所も食費も、光熱費も
全部龍祐が負担してくれていた。
だから羽奈の給料は丸々
預金出来ていた。
この町を出て隣の県に移る
出ていく日にちは、彼のご両親話し会う。
そのためにも今日は行かなくては。
初めて向かった大龍本社は凄く立派なデカい会社だった。
金目当てと思われても仕方ない。
受付にいくと、秘書の方が居て、
「羽奈様ですか?」
名前を言われ案内してくれた。
カメラもたくさん回っていて、
まさに社内スタジオだった。
大龍の出す新店のスウィーツの店。
彼氏が彼女と戯れたあとケーキで御茶をするとゆうシナリオだった。
龍祐は顔は写さないみたいで
じゃれてる感じは自然だった。
『なるほどね。』
和花の頭を抱いたりキスしょうと
ギリギリで止めたり、
スウィーツを二人で食べたり
ちょっとチョコレートを舐める唇は艶めかしい。
CMだけど龍祐の魅力がフルに出ていた。
『龍祐のお父さんの言う通り
かもしれない。
2人は愛し合う仲なのかな
確かに仲がよすぎる。』
カメラが止まり終わったようだ、
なのに二人はまだじゃれていた。
和花にカーデイガンを、はおわせると肩を抱きながら大きな声で龍祐が言った。
「大井之屋で打ち上げしましょう。
6時集合。」
パチパチと歓声が上がり二人はエレベーターで消えて行った。
「羽奈さん、」
後ろから声がした。
「見たでしょう。
昔から仲が良すぎるんですよ。
貴方みたいに昨日今日の仲じゃ
ありませんよ。」
「・・・そうみたいですね
龍祐のお父様
嫌味はいいです。
見て分かりました。」
・・・お父様の言われたとおり‥します。」
龍祐の父親は、苦笑いを浮かべ
「話をつけましょう。」
そうゆうと会議室に、案内
された。椅子に座ると
秘書の方が、分厚い封筒を出して来た。
ビックリして
「なんでしょうか?」
彼の父親は、微笑みながら
「失礼かと思いましたが
あなたの欲しいモノです。」
封筒を開けて羽奈はビックリした。
五百万?il||li (OдO`) il||li
「何で? いりません。」
「足りませんか?、では
もう五百万用意します。
手切れ金です。」
秘書さんは席を立とうとした、慌てて
「お金はいりません。
ですが、ただクリスマスまで
待って下さい。」
それから蘢祐さんをクリスマスの日そのまま出張させて
・・・下さい
そうしてもらえ・・・たら
そうしてもらえたら‥
その時出て行きます‥から。」
「あんなに仲が良くて、お父様の仰ることも納得しました。
もし・・・彼が、私を捜す‥いえ
あんなに可愛らしい彼女がいるなら不要と思いますが・・・彼にこのお金を使ってください。
彼の為に使って下さい。
私には必要ありません。
どこの誰とも分からない女が出て来たら親として心配されて当然です。
ご心配かけて申し訳ありません。」
彼の父親は納得出来ず目を瞑って
何か考えていた。
そして深いため息を吐くと目を開き
羽奈を脅す口調で言った。
「受け取って下さい。そうしないと安心出来ない。」
「安心して下さい。
約束は約束です。
あなたが信用するか
しないかは関係ない。
けどっ、いらないモノはい
りません。
アンタの金なんか💢💢
いらないってんの‼
バカにすんな‼
あなたが私を必要としないのと同じなのでは‥
どこの馬の骨か分からない女です
ですが、龍祐を育てた親を
困らせる程落ちた女と思われ
たくはありません。」
( ˘•ω•˘ )う~む‼
「そうですか、それは悪かった、しかし、龍祐の前に現れ無い保証は無いだろう。」
「では、私に五百万の代わりに、お父様のその胸を飾ってるハンカチをください。
自分への戒めの為に‥。」
「これを・・・?」
不振な顔をしながらもハンカチを
差し出した
「金は本当に要らないのか。」
彼の父親は二度聞いてきた。
羽奈は深く頷くと、
「御縁が‥なかっただけです。龍祐さんとも、あなたとも
それにアンタとは気が合わないし
もし彼に会いたくなったら
このハンカチを見て今日の事を思い出して強くなります。
アンタの💰、金💰、金💰
は、お腹いっぱい‼
別にお金が欲しくて彼と居た訳ではありません。
ただ、大事な人と思ったから…でも、お父様が仰る通りあの2人を引き 離すのは酷だと思いました。
彼には幸せになって欲しいです。」
「 さっき話した事
宜しく御願いします。」
羽奈はハンカチのお礼を言って
会社を出た。
羽奈の少し前を歩く仲の良い
カップルは朝着ていたスーツ
では無く
グレーのパンツとワインカラーのセーターにダウンジャケットを着て、
彼女も色を合わせたようなグレーのパンツとモアモアな可愛らしいブラウン系のコートを着て腕を組み前を歩いていた。
羽奈はクルリと背を向け
反対に歩き出した。
これぐらいで泣いてたまるか!! ぐっと拳を握りしめる
これが私達の距離だ!
近いのに、遠い。背中合わせの距離!
50㍍ぐらい歩いた頃
携帯が震えた。
「もしもし羽奈一ヾ´∀`」
「はい‥龍祐何?」
「今日!飯いらないから。
少し遅くなるか も。」
上機嫌な龍祐の声に涙が急に、飛び出てきて止まらなくなった。
気ずかれたらいけないと思って羽奈のチュウリップ柄の
ハンカチで、口を塞いだ
「羽奈?どうした?」
「‥ は? 」
「どうした?」
「何が?」
「大丈夫か?」
「はぁ大丈夫に決まってるし」
「今どこ?」
「家だよっ今日も遅いん?。」
強気な羽奈
こんな羽奈は、何かを我慢してるはずだ。
ズビッ、ズビッ、ズビッと鼻を啜る音がする
しかも遮断機の音も聞こえる。家じゃなぃ。
しかも泣いてるみたいに聞こえる。
「なんかあったのか?」
「アハッ、は?なにが?
なんも無いけど 」
「本当か、泣いてんじゃないか?」
「違うよ。
優しくするとこ見ると浮気か?‼
さては、可愛い子とご飯とか?」
「え!、スタッフ皆いるぞ!!」!?
「知ってるってば、」
うでくんで、歩いてたじゃん。
≪≪嘘つくな!! もういいのっ!!≫≫
と、羽奈は、叫びたかった。
しかし叫んで何になる龍祐の
心変わりは見ての通り
見苦しいヤキモチを笑われるだけだ。
龍祐、昨日はあんなにイジワルだった
のに急に優しくすンな‼。
そんな事しないでイジワルでいてよ
そしたら嫌いになれるかも
貴方のこと
嫌いになるのが一番楽になるのに‼
龍祐も私も回りも幸せになれば文句なし!
お互いそれぞれ会うこともなく・・別れてやるよ。
今日も羽奈は、ダブルベッド一人で眠りについた。
一人で寝るのは慣れないと
龍祐の暖かさは今は邪魔なだけだ。