あなたの心の片隅に。



「勉強教えてくれる?」



上目遣いで頼む志保
これって計算?



学校でうずくまっている時から
おれの中で何かが動いた。




初めて会った時、
容姿端麗、陶器のような肌、
透き通るような声、思わず見とれてしまった





志保はそれどころじゃなさそうだったけど…

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