レンタルな関係。
「ちなみに、なんだけど。二華は本当に成人してる?……もっと若く見えるけど」


一応元彼とのデートの時に背伸びして着てた大人っぽいワンピースとか着て、お化粧も濃いめにしてみたけど……。


目の前の彼、アヤトが訝しげな目でこちらを見ているのを認識する限り、理想通りの姿には見えてないっぽい。

「やっぱり見えないか」



眉尻を下げて少ししょぼんとしてみる。
若く見られるのが嬉しいレディばかりじゃないのよ、なんて。



「え、あぁ気にしてたかな?デリカシーなくてごめん。一応未成年のお客さんの利用はできないから確認しておきたくて」


そりゃあそうだよね。
でも、サイトから応募するのは未成年でも簡単に出来ちゃったからなぁ……。年齢も普通に偽れたし。


そこら辺ガバガバだから気をつけなよ……そんなこと言えないけど。





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