マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様

俺とアイツの違える幸福論

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その翌日に突然起こった、おぞましい事件とは。

あの蓑島と星月が…付き合った、という…。




まさかの事態だ。

何でこんなことになったんだ?

まるで俺への嫌がらせのように、星月に馴れ馴れしくしていたからな?



しかし、付き合う…彼氏彼女になるということは。



星月だって、蓑島で良いってことであって。



いやいや、星月は今までずっとサッカーをやり込んできて、男との恋愛経験なんてゼロだ。

そんな男に免疫のない女が、蓑島みたいな超絶イケメンに言い寄られたら、そりゃコロッと落ちるだろう。

アイツ、思い込み激しいし、突っ走るし。

蓑島も蓑島で、星月を相手にするなんて、遊んでるとしか思えない。



しかし、結果は結果。

星月は蓑島に落ちたということで…。



俺は失恋…。



(あぁ…)




軽くずーんと落ち込む。




『…何だよ。本当に落ち込んでんのかおまえ』

『瞳真って顔に出ねえな?いつでも無表情』

『……』

『…あ、でもね?私に怒った時は、鬼のような顔してたよー!』

『うるせえな。このアホ女』

『…瞳真!美優マネにヒドイ言葉を投げ掛けるな!』



何だよ。言いたいこと言ってくれちゃって。

おまえら友達だと思ってたのに。


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