ご主人様の溺愛注意報!?
「バカ!!何してくれてんの!?」




「聖南ちゃんは俺のモノってシルシ、付けただけだよ」




「はぁ!?...最低!!バカ春翔!!大っ嫌い!!」




私は春翔を突き飛ばして走り出した。




ほんとになんなの?あいつは。




何のつもりで、何がしたいのかさっぱり分からない。




魁くんの何が気に入らないって言うんだろう。




イケメンだから?頭がいいから?今朝邪魔されたから?




「...っ」




ウザイのに、意味がわからないのに。




どうしてか、顔が熱くて心臓がドキドキ激しくて鳴り止まない。





「あれ、聖南おかえり〜って、どうした?顔真っ赤だよ?」




「弥栄〜!!」




みんながいる場所に戻ると、私は一目散に弥栄に抱きついた。



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