ご主人様の溺愛注意報!?
「お客様、こちらのアトラクションは1名様ずつしか入れませんが大丈夫ですか?」



「え!?そんなのム…」

「大丈夫です!!この子が先に入るんで!じゃ!聖南行ってらっしゃーい!」



ドンッと弥栄に突き飛ばされて私は建物に一歩足を踏み入れた。



「ちょっと弥栄!?」



「がんばってー」



ガラガラ…ピシャリ



ドアが完全に閉められてまわりは完全に暗闇。



「弥栄のばか!!」



正面には順路を示す矢印。



早くでたいし、進むしかないじゃん…!


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