愛しの先生〜キラリ輝くリング〜【上】




「奈菜!起きろ!!」


…ん……何?


「何…?」


「朝だよ!」


でも、今日土曜だよ?


あたしは、乱れた服を整えながら先生を見上げた。


「出かけよ♪」


えっ………?


「どこに??」


あたしは、ベットからおりて先生の前に立った。


「ん〜もっと二人っきりになれるとこ♪」


グイ


あたしの腕は、先生に引っ張られるように掴まれて寝室を出た。


「お前、その格好で行くの?」


ニヤつきながらあたしの顔を覗き込む先生…


「い、行くわけないでしょ!!」


あたしは、鞄の中から服を取り出して洗面所に逃げた。




「んも〜///」


あたしは、すぐさまに服を着て先生のいるリビングに向かった。。




ガチャ


「先生!」


先生は携帯を真剣に見ていてあたしには気付いてなかった。


あたしは、ゆっくり背後から先生に近付いた。






……えっ……




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