星降る夜はその腕の中で─「先生…私のこと、好きですか?」
追憶〈Side Subaru〉~ 魂の中の死

「南条」


 嫌な胸のざわめき。


そして。


「いつも『彼女』がお世話になってまーす」

「清瀬くんっ!」


 彼の胸に寄り添う君。


 眼に映る全てのものが凍てつくような感覚─


(南条…!)


       *   *   *
< 163 / 316 >

この作品をシェア

pagetop