向日葵だけが知っている
あ…れ?
いつまでたっても痛みは来ない。

「直樹!」
ゆっくりとおきあがってみると。私の下敷きになって、直樹が倒れていた。

私をかばってくれたの?
「直樹?大丈夫?直樹!」

直樹はにこりと笑った。
「大丈夫。さくらが助かったなら…っ!」

えっ?…
直樹は右腕を押さえていた。
「とりあえず。…病院!」」

私は直樹と一緒に病院へ向かった。
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