優大くんの言動はマシュマロみたいに甘くて軽い。


『優大くんへ
こちらは優大くんがいなくなって紗矢も含めてテンションが低いです。それに合わさり塾も始まって地獄絵図みたいな夏休みです。

優大くんは、工業に行くって言ってたのに、普通科ってどうしたんですか? 将来の夢が変わったってことかな。

お母さんが塾に通うならと、携帯を持たせてくれました。なので番号とアドレスを送ります。でも塾の成績が下がったら解約されそうなので頑張ります 蕾』

すぐに優大くんから電話があって、アプリのダウンロードの仕方を教わった。
 そこでラインで電話をしたりメッセージを送ったり。
 夜の一時間だけって決めて電話をすることにした。
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