優大くんの言動はマシュマロみたいに甘くて軽い。
エピローグ

桜咲く。
三月の中旬に合格発表が各高校でされ、私は無事に合格だった。
同じく合格だったクラスの皆と、職員室の先生に報告に行く。

「はあ、疲れた。これで公立組も全員合格だろ?」
「落ちた人はうちのクラスいないみたいだし、カラオケで打ち上げしようか」
「私立組にも連絡しようよ」
「あ、じゃあ私が紗矢ちゃんに連絡するね」

普通にクラスの皆と会話に入れるようになって高校への入学も不安じゃなくなった。
 紗矢に連絡した後、数か月連絡していなかった優大くんに一応『合格しました』とメールしてみた。返事は来ないだろうけど。

なのにその日は、なぜかすぐに着信が来た。
「え、えええ?」
「なに? どうしたのー」
「それ、優大からの着信?」
皆が私の携帯を覗き込んで、一緒に驚いてくれた。
皆も連絡が来ていなかったから、私の画面に視線が集中して、私も出るのをためらってしまった。

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