王様生徒会長と最弱ヒーロー
ーガラガラ
担任「櫻田!遅刻か?」
葉瑠「いえ、あの......!」
後ろの席を見ると王様と
その手下達が私の事を見て
笑っていた。
葉瑠「...すみません。」
担任「気を付けろよ。
お前、今月、何回目だ?」
葉瑠「本当にすみません。」
頭を下げる事しか出来なかった。
だってこの学校に
私の味方はいないから。
机を持って現れた私の事を
普通ならおかしいと思う教師も
私の事を責め立てる。
私の机が焼却炉に捨てられていた事を
知っているクラスメイトは
皆、見て見ぬ振りをする。