王様生徒会長と最弱ヒーロー

偉琉「いい気味だろ?
良かったな。お前の思い通りになって。」

葉瑠「違う!私はこんな事のために
戦ってきた訳じゃない!!」

偉琉「こんなもん痛くも痒くもねぇ。
生憎だけど、お前に助けられるほど
俺は困ってねぇんだ。」

だけど、やっぱり王様は強かった。
辛い表情なんて1つも見せない。

殴られても蹴られても
水をかけられても
教科書を投げつけられても
いつも平気な顔をしている。

でも、本当に?
本当に平気なのかな?

学校に行きたくない。
そう思う事はないのかな?
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