王様生徒会長と最弱ヒーロー

沢山の生徒の中の1人がそう言った。
中には許してない人もいると思う。
だけど、ほとんどの人は...
王様の反省を感じ取ってくれたように思う。

笑ってたから。皆、いい笑顔で。

これなんだ。私が見たかった光景は。
毎日、学校に来るのが楽しいって。
あー早く学校に行きたい!って。
ワクワクして欲しいんだ。

偉琉「櫻田っ!」

葉瑠「はいっ!!」

偉琉「付き合ってやる。お前と。」

葉瑠「...え?」

偉琉「ただ1つだけ条件がある。」

葉瑠「何でしょう?」

偉琉「そのダセェ髪型やめろ。
そのダセェ服もスッピンも。
俺に相応しい女になれ。」

だけど、やっぱり王様だけは変わらない。
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