*君に溺愛*
ーーーーーーーーーーー

「ルナちゃん!!
明日は、なんの日だ?」 
来た。

「明日?
なんか、合ったかな?」

とぼけてみる。

「やだなぁ~、オクラホマミキサーで、愛を語り合いながら、手を繋いでダンスする素晴らしい競技じゃん」

うん、やっぱり忘れて無かった。


「雅くんは、私と手繋ぎたいの?」


むふっ。

「むふふ。そりゃ、、」

ニヤリ、と言う効果音が、聞こえて来そうだ。

「私、資料運ばなきゃなんで失礼します‼」

私は、ニヤニヤ笑う雅くんを残して教室を出た。
やっぱり、雅くんが理解出来ない。
あんなに強くてかっこいい雅くんは、別人?
二重人格?

と、言うか………

重い資料を運びながら、ため息をついた。




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