*君に溺愛*
「場所が、場所だけに行きたかったけど行けなくて、今日、みんなと来れて良かったよ」

うわ、天使っ。
マジヤバい……可愛すぎ。
パシャ、パシャ、パシャ。

「お前はさっきからなにしてんだよ」

やばい、見つかった。

「いや、これはーーなんでも……」

よし、カバンに閉まったぜカメラ。
「お前は、ストーカーに磨きがかかるな。
変な写真ないか、確認させろ」

やっぱり、ダメかーー差し出すカメラ。
本当は、渡したくない。

天使レベルの可愛さのルナの、色んな写真が入ったカメラ。

葵が一つずつ、確認してく。

「なんだよ、これ!?」

机で寝ているルナの寝顔写真。

「あー、それ可愛いよね~。めちゃくちゃ至近距離で撮ったからドキドキしたよ。思わず唇に目向いたよ。
本当、可愛い過ぎでやばい」

やっぱり………………。


「雅くん、いつから私を?
リアルに怖いんですが」

なぜか怯えるルナ。

「雅、お前悪用に使うなよ」

「悪用するわけないろ!!
愛するルナの写真だぞ、もうすぐ500枚達成する‼」

「「「…………」」」


「アイス食べたいな」

なんか、今のルナの声、冷めていた気がした。

気のせい?

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