冥界の王子様
「ありがとう」
気づかせてくれた。
わたしだけ、
なんか勘違いしてたみたいだから。
リクはわたしのこと、
大切に思ってくれてるなんて
そんなこと言ってくれたことも…ないし。
そんなの迷惑だったんだよね。
「は!?」
私のいった言葉が予想外だったのか
驚くように後ろを振り返る総長さん
「もう、動かないでって笑」
「あの、」
わ、忘れてた!
「ごめんなさいっっ
あなたの手当て今からするからこっち来て!!」
「い、いや僕は大丈夫です!!」
「いやそんな傷負ってて大丈夫なわけないでしょ」