冥界の王子様





まさかあの時の女の子がレイナだとは


スグルに聞くまで気がつかなかった。





でも、それを聞いた時にはもう遅くて。

俺の中でレイナは大きくなっていて


それからずるずると一緒にいてしまった。




きっといつかこのことがバレて

一緒に入れなくなることくらい想像できた。






あと何日、何時間続くかわからない

夢のような現実に浸っていた





真っ暗な世界に光をくれたお前を手放したくなくて。







それがこんな形で終わりを迎えることになるなんて

思いもせず。















< 136 / 223 >

この作品をシェア

pagetop