冥界の王子様





夜の街に下着のような格好、





だが誰も話しかけようとはしない。






きっと
こいつに近づかない方がいいと

見てわかるほど私は無残な状態なのだろう。





真夜中の街は

タバコの煙とお酒の匂いに包まれ

私の心とは裏腹に賑やかだった。






そんなことを頭で考えながら

歩き続けて意識を失った。









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