最低彼氏 短編
もし……

浮気してたら、どうしよう…………

そんな時、私の電話が鳴った。

あ、雪ちゃんだ。

私達は、まだまだ仲が良い!

たまに一緒に居酒屋さんとかも行く!

雪ちゃん、お酒弱かったな~。

あ、電話出なきゃ!

『もしもし?』

「出るの遅い!!!」

ヒッ!!雪ちゃん怖い……

「それで、本題なんだけど……………」

雪ちゃんの声が少し低くなった。

なんなんだろう……………

嫌な予感が、する…………

「勇気とさ、里沙って、まだ付き合ってるよね?」

え?

どうしてそんなこと聞くの?

『う、うん……どうしてそんなこと聞く…の?』

「あのさ…………私、さっきデパート行ったんだよね………それで、行く途中……………………
勇気とさ、可愛い女の子が腕組んでホテル入ってくの見たんだ…………………ごめん…………教えない方が良かったかな?」

そ………んな…………

今日は、休みだった…………だけど、会社の人が休んだから、行かなきゃって、言ってお昼前に、出て行った…………

どうして………女の人と………居るの……?

「里沙?大丈夫?…………あと、あれからもう5時間は、たってる………」

5時間前…………勇気が出て行った時間と合う…………


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