冗談
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冗談

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その後、3人で帰ったけど、天くんの不機嫌は、結ちゃんをもってしても治らなかった。

鈴木さんの時は、もっとドライだったのに。

なんで?
仁くんの方が子供の頃から知ってるんだから、鈴木さんより信頼できるでしょ。


翌朝、10時。

仁くんが迎えに来てくれた。

「仁くん、ありがとう。」

靴を履く私の後ろで、笑顔で佇む結ちゃんと、不機嫌な顔で仁王立ちする天くん。

その横でニヤニヤと興味深そうに眺める晃くん。

「行ってきます。」

私が言うと、天くんが口を開く。

「絆、今日の門限、6時だから。」

「はぁ!?
何、それ!?
高校生だって、もっと遅くまで
出歩いてるわよ。
なんで、天くんにそんな事言われなきゃ
いけないの。」
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