桜恋色
今日も笑顔で会って、



トランペット吹いて、



ちょっと喋りながら休憩して、



また約束して……。



ただ、そんなささやかで大切な時間を、



五年っていう時間差の為に、




捨ててしまわなければいけない世間を恨んだ……。



それ以上に、



中学生とか大学生とか……。



世間の目のせいにして、



自分が傷つくのを怖がって、



椎名くんから逃げ出したわたしが、




一番最低だった……。
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