ドSで腹黒な先輩に恋しちゃった

甘いキス

「俺の隣においでよ。
俺の隣が遼ちゃんの居場所。」



ピアノの前にいた先輩がいつの間にかドアの前にいた私の隣にいる。



「好きです、ずっと隣にいてくれませんか?」



私と目線を合わせるように屈んだ先輩は微笑んでそう言った。



何かをたくらんだいたずらな笑みじゃない。
からかって馬鹿にしたような笑みでもない。



ふんわりと優しい私が好きな先輩の表情。



「ねぇ返事は?泣き虫なハルカちゃん。」



ポロポロと溢れる涙をぬぐってくれる。


『先輩のことが好きです。
ずっと隣にいさせてください。』
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