雨の降るここでお日様が手を差し伸べる

検査

ガラガラ




「叶夢!優衣ちゃん連れてきたよ!」





「ん、よし!じゃあ優衣ちゃん頑張ろね!」




「はい!」




「じゃあここに横になれる?」





「はい!」




そう言って車椅子から降りてベットに横になった。




「じゃあ少し着くまくるよ?」





「佐々木さん、毛布持ってきて、優衣ちゃんの足にかけてあげて?」




「分かりました!」





「優衣ちゃんシートかけるよ?」




そういい、青いシートをかけ消毒をしていた





「優衣ちゃん、じゃあ麻酔打つよ?
ちょっと痛いけどがんばってね!」



「・・・はい...」





チクッッッ



「いったァァァいいいッッッ」





「優衣ちゃん動かないで!ごめん佐々木さん固定お願い。」





「啓斗、手握ってあげて?」




「ん、」
「分かりました、」






そう言って私は頑丈に体を抑えられた。





「叶夢先生、早くゥゥゥゥッッッ」





「大丈夫だよ、すぐ終わるからね、」





「痛い~ッッッ
助けて!嫌!」




「優衣ちゃん大丈夫、俺、手握ってるでしょ?少し我慢だよ!」




「よし!優衣ちゃん麻酔終わったよ!」





「叶夢先生〜痛かったァァァ〜」




「優衣ちゃん大丈夫??ごめんね、本当は優衣ちゃん落ち着くまで待ちたいんだけど、麻酔切れると悪いから続けてもいい?」





「私、頑張るって約束したからやる...」





そう言うと叶夢先生が私の涙を拭き取ってくれた。




「じゃあもう少し頑張ろうね!でも次は動くとすごく危ないから佐々木さんと啓斗先生2人で固定してもいい?」




「頑張る...」




「ありがとう。じゃあ2人ともお願い」




















「じゃあ優衣ちゃん、ちょっとグリグリされて気持ち悪いかもだけも少し我慢ね」




そう言われなんとも言えない痛み...というか感覚に顔をしかめた。




「よし!貼り入ったよ!次骨髄液を採取するからね!ちょっとさっきより痛いけど
頑張ろうね、3、2、1で抜くからね、3本抜くよ、」




「はい...」




「よし、じゃあ1本目、3、2、1」





「ギァァァァッッッぅッッん、」




「優衣ちゃん大丈夫ゆっくり呼吸ね」




そう啓斗先生が声をかけた。





「優衣ちゃん2本目行くよ、
3、2、1」





「ギァァッッッ、、、、」




「先生ッッッもう嫌!痛いの無理!」





「優衣ちゃん大丈夫!あと1本だから!」





「優衣ちゃん動かないから上手くできてるよ?だから、頑張ろ!」





「は...い...」






私は半泣きで返事をした。





「優衣ちゃん
じゃあラストね!
3、2、1」





「ギァァッッッ_ゴホゴホオェェェェェゴホゴホ...



「優衣ちゃん大丈夫?!」





「優衣ちゃん、深呼吸だよ、今止血するからね」



そう言ってガーゼを私の背中に貼った。





ゴホゴホゴホゴホ...ハアハアハア



「優衣ちゃんよく頑張ったね、ちょっと大きな声出しすぎて喉、痛めちゃったね」



「佐々木さん、薬もってきて、」





「はい!」
















「叶夢先生持ってきました!」





「ありがとう!、啓斗、手握ってあげて?」





「おう、」






「よし!ちょっとお薬喉に塗るからアーンして、」





「アーン...」






「しッッッみる...」




「大丈夫すぐ終わるよ。はい!終わった!
じゃあ止血が出来るまで少しここで横になっててね!」





そう言って、私はストレッチャーで奥の部屋に連れていかれ、叶夢先生がリズムよくお腹を叩いてくれてすぐに寝た。

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