雨の降るここでお日様が手を差し伸べる

叶夢 side

ガラガラ






俺は急いでICUに行った。







優衣のもとに行くと、大汗をかいた優衣が顔を真っ赤にしていた、


優衣は普段そんなに汗をかかない。
は多分辛い時に汗が出やすいんじゃないかと思う。





「優衣〜
大丈夫だよ、ちょっと胸の音聞かせてね、」















「うん、大丈夫!
これ、苦しいでしょ?外そうね、」








「ごめんね、ちょっと呼吸苦しくなるけど
深呼吸ね、
すぐ酸素マスク付けてあげるから」
















「優衣ー抜くよー」










「ゴホゴホッッッゴホゴホ...ゴホ、
ハァハァ...ハァ」





「優衣ー深呼吸ね、」






「酸素マスク付けるよ、」





そう言って背中を撫でると優衣の呼吸は落ち着いてきた。





「叶、夢先生...
タン絡まってつらい...」






「あ、そっか...じゃあ吸引しよ?
ちょっと辛いけど頑張ろうね!」





そう言ってやるは言いものの、苦しがる優衣を見るのがそれまた辛かった。







「優衣~吸引頑張れたね!
呼吸しやすくなった?」





「うん!ありがとう!」





「叶夢、手当して、?」





「手当??どっか他に辛いとこある?」





「違うの、手当ってね、手を辛い所に当てて撫でるの。私ね頬に手を当ててもらうと安心できるの」





「そうなんだ!
じゃあ、はい手当!」





そう言って頬に手を載せるとほんとに安心したのかすぐに寝た。









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