【最愛婚シリーズ】俺に堕ちろ~俺様社長の極甘な溺愛包囲網
第五章 ふたりの時間
第五章 ふたりの時間

元彼が、元・元彼になって三週間。

わたしたちは離れていた時間を埋めるように、一緒に過ごしていた。

駿也は相変わらず忙しそうにしていた。

けれどほんの少しわたしの顔を見るためだけにふらっと現れたり、電話でくだらない話をすることもあった。

以前よりも、もっとずっと忙しいはず。

それが分かっているからこそ、彼のわたしへの思いをより強く感じられた。
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