いちごキャンディ×ブラックチョコレート
『もしもし』
「も、もしもし!槇さんですか?お疲れ様です」
普段よりも低く聞こえるその声に、胸がザワつく。
『うん、楢本もお疲れ様。家に着いた?』
「はい!着きました!」
『良かった。金曜日だからって夜更かししないようにね』
「でもだからこそ、夜更かししたくなりますよね」
すると電話の向こう側で槇さんの、笑い声が聞こえた。
『気持ちは分からなくもないけど、お酒たくさん飲んだだろ?早く寝た方がいいよ』
そんなに笑うことだっただろうか。
少し恥ずかしい気持ちになった。
「分かりました。今日は早く寝ます……」
『素直でよろしい。じゃあまた月曜日』
「はい、おやすみなさい」
『おやすみ』
「も、もしもし!槇さんですか?お疲れ様です」
普段よりも低く聞こえるその声に、胸がザワつく。
『うん、楢本もお疲れ様。家に着いた?』
「はい!着きました!」
『良かった。金曜日だからって夜更かししないようにね』
「でもだからこそ、夜更かししたくなりますよね」
すると電話の向こう側で槇さんの、笑い声が聞こえた。
『気持ちは分からなくもないけど、お酒たくさん飲んだだろ?早く寝た方がいいよ』
そんなに笑うことだっただろうか。
少し恥ずかしい気持ちになった。
「分かりました。今日は早く寝ます……」
『素直でよろしい。じゃあまた月曜日』
「はい、おやすみなさい」
『おやすみ』