空をつかむ~あなたがどこまでも愛しくて
醍は私の唇をそっと塞ぐ。

「キスもしばらくお預けだね」

「じゃ、そのしばらくの間、忘れないように」

私は初めて自分から彼の唇にキスをした。

突然のことに彼は驚いて目を見開いたけれど、すぐに目を細め私を強く抱きしめ深いキスを返してきた。

フライトまではまだもう少し時間があるから。


これからどんなことがあったってあなたがいれば大丈夫。

大好きだよ、醍。

それから・・・・・、ありがとう。


・・・・・・END

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