先生、死にたいです
────「綾瀬さん!綾瀬さん!」


意識が朦朧として、あんまり聞こえない……。

ガラガラと運ばれてる気がするけど
そんな事はもうどうだっていい。

私はもう………………。






ぼんやりとした意識の中で目が覚めると
ベッドの上で寝ている事がわかった。

「なんで…………。なんで生きてるの?」

つい、本音が口に出てしまった。

勝手に涙が出てくる……。

点滴が見えて助かってしまった事に凄く腹が立った。


───こんな点滴……。

自分で抜こうとした時だった。

「目が覚めましたか。良かったです。」

知らない男の人の声が急に聞こえて私は恐怖を感じた。

ちょっと前に学校を卒業したばかりなのだが、
嫌な先生にセクハラを受けていて、男性恐怖症になっているので男の人は本当に怖い。
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