あなたに恋のお届けものです
「明らかにおかしいよな?」 
「うん。」

絶対に過去に何かあったんだ。
「あのさ、高浜先輩は勝利に何て言ってたの?さっき言ってたから。」
「あぁ。」

ー会えない恋が一番つらいってこと、俺もわかるから。

「先輩は、関係ないからって言うけど…知らない世界に来て不安なときに何回も助けてくれたのは高浜先輩だし。すごく感謝してるんだ。」
「うん。」
「…だから、もし高浜先輩が過去から抜け出せていないなら助けてあげたい。」

「わかった。」 
「だから、一緒に助けよう?」
「ああ。」

私達はグッと握手をして、そう決意した。
高浜先輩に一体何があったんだろう。

そっけない態度をとっていたはずの勝利は、何故かもとに戻っていて、もしかしたらそれも先輩のおかげかもしれない。

< 155 / 271 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop