あなたに恋のお届けものです
つまり、先輩はやっぱり私を助けてくれていた。
メモも、リセット機能も、説明も絵も。

先輩はクールだけど、本当は優しいんだ。
「どうして、嘘をついたんですか?」

「…お前が怒ったら、きっと過去なんてもういいって思うだろ?」
「確かに。」

高浜先輩はふっ、と笑った。
「もう俺の負け、だから過去を教える。」

いよいよ教えてくれるんだ。
私はゴクンとつばを飲んだ。
「ただし、ー」

ー聞いたことを後悔しても知らないし、忘れるべきだとも言わないこと。
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