10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「とりあえず大急ぎでスーツとシャツクリーニングに出しに行こうか?

今からなら明日引き取り間に合うでしょ?」

「はい。」

私と伊藤君は大量のスーツとシャツを近所のクリーニングに出しに行った。

「どんだけスーツ持ってんのよ。」

「足りないときに買ってたら増えました。」

「ははは。」

私は大笑いしてしまった。

ほんと家事能力壊滅的なんだな。


「次にピンチなのは何?」

「今食べる晩飯です。」

もうすっかり暗くなっていた。

だが、あのカオスな部屋で食べる気はしない。

冷蔵庫を見るのも怖い。

「伊藤君、良ければだけど、うちで食べる?」

「え?」

「いや、襲うつもりないから安心して。

大体夕食の下ごしらえしてきちゃったんだよ。

作らないともったいないからさ。」

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