月がみていて

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それから、家を飛び出した(アタシ)

涙がひとりでにポロポロと、

こぼれては、したたり落ちた。

「(アタシ)ナンカ・・・イラナイ子、なん? 」

いつの間にか日は沈み、

月のない夜がアタシを更に悲しくさせた。
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