先輩が好きです【完】
家族と食事
あぁ、服に悩むけどTシャツとショートパンツ姿で下へ下りた。

「可愛いな」

先輩の近くに座ると、ギュっと抱きしめられた。

「なぁ、葉月のアルバムないの?」

「あるよ」

リビングの棚に取りにいった。

「はい」

生まれた頃から、保育園、小学校、中学校と順番になっている。

保育園の頃の私とお姉ちゃんを見比べている。

「やっぱり、似てる部分があるな」

「・・・そうかな?」

「でも可愛い」

恥ずかしい気分になる。

「でも、柊先輩だって、カッコイイよ」

お姉ちゃんに嫉妬しちゃうよ。
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