先輩が好きです【完】
柊side
葉月の家で飯をいただくことになり、家にはお袋にlineした。

【夕飯、食べて帰る】

既読になったし、返事はないが安心。

夕食をいただき帰宅。

「ただいま」

「帰ったの?お風呂入りなさい」

家には親父、お袋、弟しかいない。

兄貴は大学を県外にし、出ている。

「それと、お弁当を出しなさいよ」

「あぁ、はい」

俺はお風呂に向かう。

親父は何も言わない。

「ハァ・・・」

こんな家、早く出たい。

俺だけがよそ者なんだよな。
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