先輩が好きです【完】
「そんなの決まってるだろ?」

「あの人に気兼ねして?」

「俺は親父の子じゃねぇし、けど、それだけじゃねぇ・・・」

「でも、一番、家の中で頭がいいのよ。

そこは、実の父親譲りだと思うの」

「知らねぇよ」

急いで飯を食うと『行ってくる』と家を出た。
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