先輩が好きです【完】
学校に近づくに連れ、生徒の視線が痛い。

「柊、葉月ちゃん、おはよ」

「おはようございます」

校門では祐司先輩が待っていた。

あれ、総司先輩はまだなのかな?

「おはよ。総司はまだか?」

「そろそろじゃねぇの?」

「あぁ、だな」

ん?

思っていると、車が停まった。
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