3次元の恋~オタクの恋物語~
遥希「おお、柿谷。
どうしたんだよ、こんな所で。」
青葉「ああ、うん。ちょっとね。」
遥希「どっか行くのか?
つか、どこ行くにしても
終電なくなるんじゃない?」
青葉「家、帰る所。」
遥希「たった1駅だぞ?」
青葉「そうなんだけど。
歩いて帰るの疲れるから。」
遥希「そっか。」
スマホをしまい白線の前に立つ
大高の隣に私も並んだ。
百瀬さんとはどうだった?と
聞いてくれる事を期待したけど
今日の大高は何も聞いては来なかった。