3次元の恋~オタクの恋物語~

そうなのだ。そんな事、分かっている。

私も1度は経験した。
だったら、私は何が
こんなにも気に入らないんだろうか。

青葉「正論!...けど、ちょっとくらい
フォローしてくれてもいいじゃん。」

遥希「てゆーか、そんなの
初めから分かってただろ。
向こうはリア充人間だって
知ってて柿谷は付き合いたいって
思ったんじゃないの?
何を今更、言ってんだよ。」

それか。それだ。そうなんだ。

今日、百瀬さんに昔話を聞いたせいだ。
だって、百瀬さんはリア充人間じゃなかった。
いや、私とは違ったとしても
今のようなキラキラ男子ではなかった。
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