カウントダウン~君にもう一度、初恋~









...あ、返信してない。








『ハイハイ


それよりそっちはどうなの?


新入生とか増えた?』






確か道場の経理とか人事とかの管理に就いたはず...





道場なんてどうやって経営成り立ってんのか



サッパリわかんないよなぁ。







   ピコンッ


『新入生ねぇ...?


いると言えばいるけど...男ばっか!!


たまに女子来てもサイばっかだぜ「 ゚Д゚「』














...ま、武道なんて女子はやりたがらないよな。




『お前が頑張って、剣道女子を増やせば問題ない』




   ピコンッ


『それが出来たら俺、


むしろ道場継いで指導しまくるわ(ง •̀_•́)ง』














...うん。お前はそういうやつだよ。





『...ま、頑張れ


もう遅いしはやく寝ろ


道場って早いんだろ?』







朝床を磨いたり、道具の手入れとか


いろいろやることあるし。








...悠斗がそれを手伝ってるかは知らないけど。






   ピコンッ


『なんだよー(●`ω´●)


最近忙しくて会えないんだからこういうのくらい


ゆっくり話そうぜ?』







...なんでだ。 





『はよ寝ろ


また休みの日かぶったら会えるだろ』







年1ぐらいの頻度で会ってるから


そこまで寂しがることないよな...?




   ピコンッ


『おまえなー...


そういうのよくないと思うぞ(@‐д‐)


いつ会えなくなるかわかんないだろ』








・・・・・・・・・・・










まるで俺の考えてたことが分かってるみたいだ...















『そうだな


確かに別れが急にくることはある


でもそれとこれとは別


はよ寝ろ』














   ピコンッ


『ちっ(・д・)


情で誘えなかったか(;`д´)


わかったよもう寝る


おやすみ』








分かってくれたようでよかった。







『おやすみ』









さて、俺は風呂でも入って今日の用意をするか...







< 4 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop