「好き」は辛くて、嫌いと思うほど貴方を思い出す


それから田代と一回も話すことのないまま1年が経っていた



2年になった俺は売店にいくため璃空と廊下を歩いてた


そしたら1年の頃同じクラスで田代の事を色々と教えてくれ


た木村(←紗也華)とすれ違った




『あ、山内!』



「なに?」




『冷たっ
 まぁいっか』



「そういう性格」



『1年のころに言おうと思ってたんだけどさ、



梨香に山内のこと話してしまった』





は??

こいつマジかよ…

あれほど秘密にしろって言ったのに



「はぁ?お前言うなってあれほど言ったじゃん」



『ごめんごめん、ついっ笑笑』



「まあ、いいけどよ

俺が気になってるっていうのも言ったのか?」



『いや、それは言ってないから大丈夫』



俺はすこしだけほっとした




『結構脈ありかもよーー笑

今度話しかけてみなよ』




いや、むりだから


それに俺にはそういうの似合わないわ






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