私の名前 ~After~
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強くなるって…決意したのに。
「なぁ、今日とかどう?どっか食事にいこーぜ。」
…森谷くんが無駄に話しかけてくる。
「…いかない。」
印刷室で頼まれた資料をコピーしていて偶然、森谷くんが通りかかったのだ。
「鈴音、俺のこと見ろって。」
全く森谷くんを見ない私が、気に食わなかったのか森谷くんの手が私に伸びてくるのを感じ、一歩後ずさった。
すでに終わっていた資料を持って、すぐにオフィスに戻った。
「おい!鈴音!」
なんて声が聞こえてきたが、聞こえないふりをした。