いつかまた、恋をする。
*プロローグ*
23歳、春。
いつかまた、私は恋をするのだろうか。
ずっと一緒にいられると、幼い私は当たり前のように思っていた。
あの日から、私の時間は止まったまま。
私は今でも、もういないあなたに恋をしています。
「もういない人より、今目の前にいる人を大切にしなさい」
そんなことを言われても、私にはあなた以上に大切な人なんていないよ。
今も、今もーー。


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