それでももう、貴方以外考えられない。
『もん』って…。何歳ですか、あなたは。


「だいたい、お前が早く来んのが悪いだろー?」


う…それはそうだけど。


「だって…。」


「なんだよ、そんなに早く俺に会いたかった?」


「なっ…!違います!っていうか早く服着てください!」


先生はなかなか服を着てくれず、裸のままリビングまで来る。


「ちょっと、私先生の方見れないじゃないですか…。」


「別に見ていいんだぜ?ほら、こっち向けよ。」


…なんなの、この人。


前から思ってたけど、先生ってSだよね…。


「もう、いい加減にーーーっ!?」


ふりむくと、すぐ近くに先生の顔。


びっくりして離れようとすると、何かにつまずいて後ろに倒れる。


「おいっ!?」


先生が咄嗟に腕で支えてくれようとした。


けど、もっと近くなった距離に私は無意識に先生を手で押してしまう。


「おわっ!? ちょ、ばか!」


それでバランスを崩した先生が、倒れかかってきてーーーーーー……


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