それでももう、貴方以外考えられない。
少し目をトロンとさせた先生との距離が迫って…


ーーーーーコツン。


私の肩に、頭をのせてきた。


「〜っ、ちょっ、先生!?」


一気に体温が上がるのが分かる。


「先生っ!?あの…!?」


返答がない。


「…あの、先生??」


揺すってみると、スースーと寝息が聞こえてきた。


…もしかして。


キッチンに行ってみると、空になったお酒の缶が何本か転がっていた。


なるほど、分かりにくく酔ってたのか。


いやいや、食事前に呑むなよ…。


私は、寝てしまった先生をなんとか引きずって寝室まで運び、頑張ってベッドに寝かせた。


お酒飲んでお風呂入るなんて、なんて危ない事を…。


その日は食器を片付けて、自分の部屋に戻った。



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