Snow drop ~サンタさんからのプレゼント~ 【完】
「・・正しい答えは
 コレです」



今度は優しく、甘い声で言った。



「初めて出逢ったときみたいに
 僕を頼るべきでした。
 こうやって
 僕に抱きついてくれば
 よかったのに」



心臓が
ぎゅって。

誰かに素手でつかまれたみたいに
ぎゅって

苦しくなった。
< 78 / 277 >

この作品をシェア

pagetop