三十路が進む 現在進行形初恋

 それに、放課後二人で教室に残って楽しくしゃべっていたら、噂好きの女子に見つかって肝を冷やしたことを覚えているよ。
 
 さて、こういう手紙では身の上話をするものかな?
 俺は中学、高校、大学と進んで、東京でそこそこ大手の今でいうIT企業に勤めてた。去年、親父がちょっと倒れてからは実家に帰って農家を引き継いでやりはじめた。ちなみに嫁さんは募集中だったりする。でもまあ、生涯独身かな。

 もしよかったら、今リョーカがどうしてるかとか、手紙を送ってくれたらすごく嬉しい。でも俺はとっくに過去の人物だから、無視してくれても構わない。



 追伸。
 リョーカ、あのさ、俺は今でもお前のことが好きで、お前の幸せのためならなんだってしてやりたいと心から思ってるよ。
 
                           春原匠海
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離婚から九年、もう恋なんて忘れてしまった けれど突然訪れた一通の手紙は 私の心を激しく揺さぶった…… 「三十路が進む 現在進行形初恋」の全面改稿版です。 よろしければ、もう一度手に取ってもらえると嬉しいです!

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